饑死かつじに)” の例文
「これじゃだ食って生きてるだけじゃないか。饑死かつじにする者は世間に滅多にありや仕ないから、食って生きてるだけならだれだってするよ。それじゃあんまり情ないと私は思うわ」
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)