“養母(ようぼ)” の例文
親方はわたしを養母(ようぼ)の夫(おっと)の手から買ったのです。あなたがたは親切にしてくだすったし、ぼくは心からありがたく思っています。
わたし自身については、せいぜい両親のないこと、親方が前金で養母(ようぼ)の夫(おっと)に金をはらってわたしをやとったこと、それだけしか言えなかった。
それでもし運よく親切な親方に当たるとしても、これはまた一つの変化(へんか)であった。初(はじ)めが養母(ようぼ)、それから親方、それからまた一人——それはいつでもこうなのであろうか。
わたしは、それを養母(ようぼ)へ愛情(あいじょう)のしるしとしておくるつもりであったと言った。
あの気のどくな養母(ようぼ)がこしらえてくれた塩(しお)のじゃがいもと、ミリガン夫人(ふじん)の料理番(りょうりばん)のこしらえるくだもの入りのうまいお菓子(かし)やゼリーやクリームやまんじゅうと比(くら)べると、なんというそういであろう。