“颷蕩”の読み方と例文
読み方割合
ひょうとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金沙灘沖きんさたんおきの水戦は展開され、颷蕩ひょうとうたる白浪はくろうは天をち、鼓噪こそう芦荻ろてきを叫ばしめ、二日二た夜にわたる矢風と剣戟けんげきと、そして雲にこだまする喊声かんせいのうちに、さしもの官船数百隻を
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)