風誦ふうしょう)” の例文
とにかく、このへんの章は読者も中古大陸の民土を念頭におかれて、風誦ふうしょうするが如く、共に空想を遊ばすことにしておいていただきたい。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)