“頭燃”の読み方と例文
読み方割合
ずねん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この短笛の音色が兵馬の頭燃ずねんに、一陣の涼風を送らないという限りはありません。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その頭燃ずねんを冷さんために、再び現われるでもなく甲板上に現われて、そぞろ歩きに似た歩き方を試みている途端に、ハッとその足を止めざるを得なかったのは、先刻のメイン・マストの下に
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)