くび)” の例文
庚娘は酒の器をさげてを消し、手洗にかこつけて室を出ていって、刀を持って暗い中へ入り、手さぐりに王のくびをさぐった。王はそのうでをつかんで昵声なれごえをした。庚娘は力まかせに切りつけた。
庚娘 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
縮却項暗嗟吁 くび縮却ちぢめ ひそかに嗟吁さう
僧堂教育論 (新字新仮名) / 鈴木大拙(著)