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韵致
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いんち
ふりがな文庫
“
韵致
(
いんち
)” の例文
評の仕方の如何にも
韵致
(
いんち
)
があって、
仙禽
(
せんきん
)
おのずから幽鳴を為せる趣があるのは、保胤其人を見るようで面白いと云いたい。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
僕の好きな
山椿
(
やまつばき
)
の花も追々盛りになるであろう。十日ばかり前から
山茱黄
(
やまぐみ
)
と
樒
(
しきみ
)
の花が咲いている。いずれも寂しい花である。ことに樒の花は
臘梅
(
ろうばい
)
もどきで、
韵致
(
いんち
)
の高い花である。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
その上に
巴里女
(
パリジェンヌ
)
の
艶冶
(
えんや
)
な
韵致
(
いんち
)
を加えたと言ったら、恐らくロンの全貌を想像することが出来よう。その演奏は必ずしも綺麗ではなく、また女らしいセンチメンタリズムなどは微塵もない。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
韵
漢検1級
部首:⾳
13画
致
常用漢字
中学
部首:⾄
10画
“韵”で始まる語句
韵
韵事
韵字
韵文