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ひゞき
ふりがな文庫
“
音響
(
ひゞき
)” の例文
中尉は、
時
(
シ
)
を、六角の眼でじいッと睨みつけていた。支那人は、罪人のように、
悄々
(
しお/\
)
とうなだれて立上った。そして、力なく肩をすぼめて、
音響
(
ひゞき
)
一ツ立てずに去ってしまった。
武装せる市街
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
渺茫たる曠野の中をタタタタと蹄の
音響
(
ひゞき
)
。
貝殻追放:017 泉鏡花先生と里見弴さん
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
寂然
(
ひつそり
)
した
日中
(
ひなか
)
の
硫黄
(
ゆわう
)
ヶ
島
(
しま
)
に
陰氣
(
いんき
)
な
音響
(
ひゞき
)
。
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“音響”の意味
《名詞》
音 響(おんきょう)
音の響き。
(出典:Wiktionary)
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
響
常用漢字
中学
部首:⾳
20画
“音響”で始まる語句
音響学
音響曲馬鞭