鞘塗さやぬり)” の例文
塗師ぬしの店だった。往来に向かっている店がそのまま仕事場になっている。刀の鞘塗さやぬりが主で、茶器家具などは、頼まれれば、しないこともないといったふうなあるじで、その主はまた
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)