“靫(うつぼ)” の例文
いよいよ道誉が配流(はいる)されて行く日を見れば、その行装など、日ごろの物見遊山とも変るところはなく、従者三百騎は、例の伊達(だて)すがたに猿皮の靫(うつぼ)をかけたり、鶯籠(うぐいすかご)やら酒肴(しゅこう)の重箱(じゅうばこ)をたずさえたりして
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)