青篠あおざさ)” の例文
まわりを青篠あおざさでめぐらした離亭で、朱子を縫う針のきしみが厚い布地であるためか、竹皮を摩するような音を立てていた。
後の日の童子 (新字新仮名) / 室生犀星(著)