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青白
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せいはく
ふりがな文庫
“
青白
(
せいはく
)” の例文
その生理的変化は、
鬢
(
びん
)
をつたう汗となり、鼻腔の
喘
(
あえ
)
ぎとなり、
青白
(
せいはく
)
な顔色となって、今にも、寄るかと見えながら、剣と剣は、依然、最初の姿勢を持続していた。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
わが
丈
(
たけ
)
よりも高き
処
(
ところ
)
、前後左右を
咲埋
(
さきうず
)
めたるあかき色のあかきがなかに、緑と、
紅
(
くれない
)
と、紫と、
青白
(
せいはく
)
の光を
羽色
(
はいろ
)
に帯びたる毒虫のキラキラと飛びたるさまの広き景色のみぞ
竜潭譚
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
前後左右を
咲埋
(
さきうず
)
めたるあかき色のあかきがなかに、緑と、
紅
(
くれない
)
と、紫と、
青白
(
せいはく
)
の光を
羽色
(
はいろ
)
に帯びたる毒虫のキラキラと飛びたるさまの広き景色のみぞ、
画
(
え
)
のごとく小さき胸にえがかれける。
竜潭譚
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
“青白”で始まる語句
青白光
青白赤