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霑
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しめ
ふりがな文庫
“
霑
(
しめ
)” の例文
茶を熱く入れて
香
(
かおり
)
のよいところを御二人へ上げましたら、奥様も乾いた
咽喉
(
のど
)
を
霑
(
しめ
)
して、すこしは
清々
(
せいせい
)
となすったようでした。急に、表の方で
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
一角は心の
中
(
うち
)
にて、己の名を知っているのは
何奴
(
なにやつ
)
か、事に依ったら、花車が来たかも知れないと思うから、油断は致しませんで、
大刀
(
だいとう
)
の目釘を
霑
(
しめ
)
し、遠くに様子を伺って居りますと
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
文「おい舁夫、水はないか、そこらに水溜りがあるなら手拭を
霑
(
しめ
)
して来い」
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
霑
漢検1級
部首:⾬
16画
“霑”を含む語句
均霑
粟田口霑笛竹