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雑炊
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ざふすゐ
ふりがな文庫
“
雑炊
(
ざふすゐ
)” の例文
旧字:
雜炊
鈴蘭で
雑炊
(
ざふすゐ
)
を食べてから、妓楼へ押し上つたのだつたが、
花魁
(
おいらん
)
の部屋で、身のうへ話をきいてゐるうちにいつか夜が
更
(
ふ
)
けて、晴代は朝方ちかい三時頃に
のらもの
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
毎月、食堂での食べ越しの結果は、高い食券の闇買ひと、代用食の買ひ
漁
(
あさ
)
りに狂奔した。
雑炊
(
ざふすゐ
)
食堂の行列と国民酒場の行列とは、今思ひ出しても悪夢のやうにいやである。
老残
(新字旧仮名)
/
宮地嘉六
(著)
明恵
(
みやうゑ
)
と
雑炊
(
ざふすゐ
)
7・20(夕)
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“雑炊”の解説
雑炊(ぞうすい)は日本料理で、醤油や味噌などの調味料で味を付け、他の食品(肉類、魚介類、キノコ類や野菜)などとともに飯を煮たり、粥のように米から柔らかく炊き上げた料理。おじや・こながきとも呼ばれ、冬の季語。
コメで作られることが一般的だが、「ソバ米(脱穀したソバの実)」を用いたそば米雑炊(徳島県)やオオムギを用いた麦雑炊(東京都八丈町)も存在する。
(出典:Wikipedia)
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
炊
常用漢字
中学
部首:⽕
8画
“雑炊”で始まる語句
雑炊桶
雑炊鍋
雑炊飯