雑木々ざふきぎ)” の例文
旧字:雜木々
雲間洩る寒き日すぢとなりにけり遠々とほどほに見る雑木々ざふきぎたち
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
眼を洗ふ冬光無し雑木々ざふきぎのいつひらきなむやはき若葉ぞ
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
春立ちて月の幾夜ぞ雑木々ざふきぎの風さわぐ枝に我が眼閃く
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)