隣帆亭りんぱんてい)” の例文
宵のうちに、隣帆亭りんぱんていの方で、阿波守初め四人の公卿くげが、密議をこらしていた様子も樹立こだちの中からうかがっていた。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここは下屋敷の一部、名づけて隣帆亭りんぱんていという茶席。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)