“陶潜”の読み方と例文
読み方割合
とうせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西欧の詩人吾これをつまびらかにせず、東洋の古今ただ詩作家の少なからざるを見るのみ、真詩人の態度を得たるものあるを知らず、屈原くつげん陶潜とうせん杜甫とほ李白りはく
絶対的人格:正岡先生論 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
悠然トシテ南山という陶潜とうせんの言葉がある。それを持って来たので、蛙が木の枝にいてぼんやりと一方を見ているのは、悠然として南山を見ているのだな、というのである。
俳句はかく解しかく味う (新字新仮名) / 高浜虚子(著)