陶府とうふ)” の例文
遠い唐の時代からかまが築かれ、宋元の頃には、宮廷の御用品を焼く官窯かんようが出来、それに附随する役所だの、商家だの、職人町などで、当時、支那第一の陶府とうふといわれるほど殷賑いんしんを極めていた。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)