“陶園”の読み方と例文
読み方割合
とうえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆず子が浸礼しんれいを受けた、あの年の四月七日も、霜柱の立つ寒い春だったなどと考えているところへ、伊沢陶園とうえんの伊沢忠がすんのつまったモーニングを着こみ、下っ腹を突きだしながらやってきた。
春雪 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)