“陰悪”の読み方と例文
旧字:陰惡
読み方割合
いんあく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老人のせきする声と源四郎がときどきへっついにやす火の音のほか、声立てる人もない。かくていまこの一家は陰悪いんあくな空気にとざされているのである。
告げ人 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)