陥落おと)” の例文
旧字:陷落
たつの刻よりはじまって、うまの刻まで戦いつづけたが、二十余人の多治見勢に、二千の六波羅勢は敵しかね、要害とてない館一つを、陥落おとしかねて持てあました。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)