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阿新丸
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くまわかまる
ふりがな文庫
“
阿新丸
(
くまわかまる
)” の例文
少年時代の
頼朝
(
よりとも
)
の胆力、
阿新丸
(
くまわかまる
)
の冒険力、五郎十郎の忍耐力など日本少年は決して弱虫ではない。
空襲警報
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
つづいて翌四十年七月の第二回(新富座)には「
阿新丸
(
くまわかまる
)
」二幕を書いた。同年十月の第三回(東京座)には「
十津川
(
とつかわ
)
戦記」三幕を書いた。同時に紫紅君の「
甕破柴田
(
かめわりしばた
)
」一幕を上場した。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
そして——佐渡ヶ島から
資朝卿
(
すけともきょう
)
の一子
阿新丸
(
くまわかまる
)
をたすけて、共に島を脱出して帰った報告などあったので——「それよ……」と思い出し、小右京への
言伝
(
ことづ
)
ても、そのせつ右馬介に命じておいた。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そのことは、
阿新丸
(
くまわかまる
)
も少年の鋭感で、もう
覚
(
さと
)
っていたらしい。本間三郎が、阿新を都へ帰さないわけもそこに潜んでいた。——いま阿新を帰したら、日野資朝の
横死
(
おうし
)
が一ぺんに都へ知れ渡ろう。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“阿新丸(日野邦光)”の解説
日野 邦光(ひの くにみつ)は、南北朝時代の公卿。藤原北家真夏流日野家、権中納言・日野資朝の子。官位は従三位・権中納言(南朝)、贈正三位。南朝に仕えた。幼名を阿新丸(くまわかまる)といい、『太平記』巻2「阿新殿事」に見える敵討の逸話によって古来著名である。
(出典:Wikipedia)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
“阿新”で始まる語句
阿新
阿新君