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阿倍野
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あべの
ふりがな文庫
“
阿倍野
(
あべの
)” の例文
むかし、
摂津国
(
せっつのくに
)
の
阿倍野
(
あべの
)
という
所
(
ところ
)
に、
阿倍
(
あべ
)
の
保名
(
やすな
)
という
侍
(
さむらい
)
が
住
(
す
)
んでおりました。
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
焼跡に暫らく佇んで、やがて新世界の軍艦横丁を抜けて、公園南口から
阿倍野
(
あべの
)
橋の方へ広いコンクリートの坂道を登って行くと、阿倍野橋ホテルの向側の人道の隅に人だかりがしていた。
世相
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
哀
(
あわ
)
れな声で、
針中野
(
はりなかの
)
まで行くにはどう行けばよいのかと、
紀州訛
(
きしゅうなまり
)
できいた。渡辺橋から市電で
阿倍野
(
あべの
)
まで行き、そこから大鉄電車で——と説明しかけると、いや、歩いて行くつもりだと言う。
馬地獄
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
倍
常用漢字
小3
部首:⼈
10画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
“阿倍”で始まる語句
阿倍
阿倍川
阿倍仲麻呂
阿倍仲麿
阿倍川餅
阿倍晴明
阿倍継麿
阿倍御主人