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間断
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しきり
ふりがな文庫
“
間断
(
しきり
)” の例文
旧字:
間斷
電話は
間断
(
しきり
)
なしにチリンチリンいうと、女は眼を
嶮
(
けわ
)
しくして耳を傾ける。電報が投げ込まれると、男は飛びかかって封を切る。
一日一筆
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
私は
蝋燭
(
ろうそく
)
を
点
(
つ
)
けて外を
窺
(
うかが
)
った。外は
真暗
(
まっくら
)
で、雨は
間断
(
しきり
)
なしにしとしとと降っていた。ぎいぎいという不思議の声は遠い
草叢
(
くさむら
)
の奥にあるらしく思われたので、私は蝋燭を
火縄
(
ひなわ
)
に替えた。
二階から
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“間断”の意味
《名詞》
間断(かんだん)
途中でまがあくこと。とぎれとぎれになること。
(出典:Wiktionary)
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
断
常用漢字
小5
部首:⽄
11画
“間断”で始まる語句
間断々々
間断なき週間