“間室”の読み方と例文
読み方割合
まむろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
草双紙くさぞうしも好んだが、これは私のうちには無かった。隣の間室まむろという家に草双紙を綴じ合わせたのがあったのを、四つ五つの頃からよく遊びに行って見ることにしていた。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)
間室まむろは暗い顔をして居るなあ。もうちっと日当りの好い顔になれないもんかな。」
The Affair of Two Watches (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)