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長押
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なげ
ふりがな文庫
“
長押
(
なげ
)” の例文
所がその内にどう云ふ
拍子
(
ひやうし
)
か、彼のついた
金羽根
(
きんばね
)
が、
長押
(
なげ
)
しの
溝
(
みぞ
)
に落ちこんでしまつた。彼は
早速
(
さつそく
)
勝手から、大きな踏み台を運んで来た。
点心
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
さうしてその上へ乗りながら、
長押
(
なげ
)
しの金羽根を取り出さうとした。その時私は
背
(
せい
)
の低い彼が、踏み台の上に
爪立
(
つまだ
)
つたのを見ると、いきなり彼の足の下から、踏み台を
側
(
わき
)
へ
外
(
はづ
)
してしまつた。
点心
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“長押”の解説
長押(なげし)とは、日本建築に見られる部材で、柱を水平方向につなぐもの。鴨居の上から被せたり、柱間を渡せたりするように壁に沿って取り付けられる。
(出典:Wikipedia)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“長押”で始まる語句
長押作
長押附