“長戦”の読み方と例文
読み方割合
ながいくさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それよ、長戦ながいくさにするなとは、この高時が命じたのだ。戦はかなわん。遠くの戦でも、戦は好きでない。足らぬものはぜひないゆえ、出す兵はどしどし派して、はやく凱旋がいせんせよと申してやれ」
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「やれ、この小城に、存外な長戦ながいくささせられたが、勝目は見えたぞ」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)