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長嘆
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ちょうたん
ふりがな文庫
“
長嘆
(
ちょうたん
)” の例文
信長のことばは一語一語
慚愧
(
ざんき
)
と
長嘆
(
ちょうたん
)
であった。また
驚愕
(
きょうがく
)
のうちにこもっている深刻な悔いでもあった。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ああ惨たるかな」と、関羽は、敵のために涙を催し、
長嘆
(
ちょうたん
)
一
声
(
せい
)
、すべてを
見遁
(
みのが
)
して通した。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ああ、クロの
行方
(
ゆくえ
)
がわからないように、竹童のたよりもいっこうわからない——と、いまも龍太郎が灰色の空をあおいで
長嘆
(
ちょうたん
)
していると、バラバラと、
砦
(
とりで
)
の
柵
(
さく
)
の方から、ひとりの
番卒
(
ばんそつ
)
がかけてきた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
伊那丸
(
いなまる
)
は空をあおいで
長嘆
(
ちょうたん
)
してのち
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“長嘆”の意味
《名詞》
長い溜め息をつきながら嘆くこと。
(出典:Wiktionary)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
嘆
常用漢字
中学
部首:⼝
13画
“長嘆”で始まる語句
長嘆大息