鐘木しもく)” の例文
その義ならば鳴るやうに撞けとて、鐘木しもくを大きに拵へて、二、三十人立ち掛りて、れよとぞ撞きたりける、その時この鐘、海鯨くじらゆる声を出して、三井寺へかふとぞ鳴いたりける