“鎌足公”の読み方と例文
読み方割合
かまたりこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
談山たんざん鎌足公かまたりこうの木像が自然に裂けてこわれた。夏の間にはおそろしい疫病がはやった。冬に近づくに連れて盗賊が多くなった。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
コイロのやしろ鎌足公かまたりこうの邸跡、瑞甕山根本寺ずいおうざんこんぽんじでは兆殿司ちょうでんすの仏画、雪村せっそんの達磨というのを見せてもらい、芭蕉翁の鹿島日記にても心をかれ、鹿島の町、末社の数々、二の鳥居、桜門、御仮殿おかりどの——かくて
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)