“鍋敷”の読み方と例文
読み方割合
なべしき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それと相対する向う側はカカ座、また腰元こしもとともたな元とも謂い、九州では茶煮座ちゃにざとも謂って、争う者のない家刀自いえとじの座席である。この夫婦の間にある一隅に、普通は鍋敷なべしきがあってここで惣菜そうざいを煮た。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)