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鋏刀
ふりがな文庫
“鋏刀”の読み方と例文
読み方
割合
はさみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はさみ
(逆引き)
此方
(
こちら
)
の小さな低い台には、鏡台があつて、その下に櫛や
鋏刀
(
はさみ
)
を入れた小箱が置いてあつた。午後の日影が高い窓から微かに線を成してさし込んで来てゐた。
浴室
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
青年が学者の真似をして、つまらない議論をアッチからも引き抜き、コッチからも引き抜いて、それを
鋏刀
(
はさみ
)
と糊とでくッつけたような論文を出すから読まないのです。
後世への最大遺物
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
そのころは
鋏刀
(
はさみ
)
などというものを皆隠して、お手ずから尼におなりになるようなことのないように女房たちが警戒申し上げていたから、そんなふうにお騒ぎをせずとも
源氏物語:40 夕霧二
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
鋏刀(はさみ)の例文をもっと
(10作品)
見る
鋏
漢検1級
部首:⾦
15画
刀
常用漢字
小2
部首:⼑
2画
“鋏”で始まる語句
鋏
鋏様
鋏子
鋏無
鋏磨
鋏穴
鋏筥
鋏鍛冶
“鋏刀”のふりがなが多い著者
福田英子
内村鑑三
樋口一葉
長塚節
紫式部
与謝野晶子
田山録弥
田山花袋