“鉄之助”の読み方と例文
読み方割合
てつのすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兄の鉄之助てつのすけというのが、その為に高田の松平まつだいら家を呪って、城内に忍び込み、何事をか企てようとしたところを、宿直とのいの侍女に見出されて捕えられた。
怪異黒姫おろし (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
その小供の総領になっているおそめと云うのが十四、次の男の子の権八郎ごんぱちろうと云うのが十三、三番目の鉄之助てつのすけと云うのが十一、四番目おきくと云うのが三つになった時、それは七月の十八日の夜であったが
四谷怪談 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)