金牛宮きんぎゅうきゅう)” の例文
ただその野原の三時すぎ東から金牛宮きんぎゅうきゅうののぼるころ少しとろとろしただけでした。
土神ときつね (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
するとその異人が金牛宮きんぎゅうきゅういただきにある七星しちせいの話をして聞かせた。そうして星も海もみんな神の作ったものだと云った。最後に自分に神を信仰するかと尋ねた。自分は空を見て黙っていた。
夢十夜 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)