“野篠”の読み方と例文
読み方割合
のじの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
村の古文書こぶんしよに小貝川の土手の出來たのは寶文七年だとあるから、低地ていちの水の乾きはじめたのも其頃からであらう。明治めいぢのはじめには七八町しか隔たらぬ坂井の村が、野篠のじので見えなかつた。
筑波ねのほとり (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)