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酔態
ふりがな文庫
“酔態”の読み方と例文
旧字:
醉態
読み方
割合
すいたい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すいたい
(逆引き)
あらゆる
酔態
(
すいたい
)
を見せた一行の、オンド取りの八五郎が、お六に甘く見られたのも無理のないことでした。
銭形平次捕物控:320 お六の役目
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
北の方が先ず驚いたのは、主人の国経が常になく
酔態
(
すいたい
)
をさらけ出し、だらしない恰好で何か
呂律
(
ろれつ
)
の廻らない
濁声
(
だみごえ
)
を挙げていることであったが、左大臣もそれに劣らず酔っているらしい。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
庫裡
(
くり
)
からはかみさんと小僧とが顔を出して笑ってその
酔態
(
すいたい
)
を見ている。三人は廊下から本堂にはいろうとしたが、階段のところでつまずいて、
将棋倒
(
しょうぎだお
)
しにころころと折りかさなって倒れた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
酔態(すいたい)の例文をもっと
(6作品)
見る
“酔態”の意味
《名詞》
酔態(すいたい)
飲酒して酔ったすがた、状態。
(出典:Wiktionary)
酔
常用漢字
中学
部首:⾣
11画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“酔態”で始まる語句
酔態淋漓
検索の候補
酔態淋漓
“酔態”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
吉川英治
田山花袋
野村胡堂