“酒風呂”の読み方と例文
読み方割合
さかぶろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その仁兵衛が或る夜上等の魚を土産に持つて帰途に著くと、すつかり狐にだまされてしまふところを父はよく話した。どろどろの深田に仁兵衛が這入はひつて酒風呂さかぶろのつもりでゐる。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)