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鄧龍
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とうりゅう
ふりがな文庫
“
鄧龍
(
とうりゅう
)” の例文
「じつはわが輩も、二龍山の
宝珠寺
(
ほうじゅじ
)
こそ、世を忍ぶにはもってこいな場所と考え、
山寨
(
さんさい
)
の頭、
鄧龍
(
とうりゅう
)
に会わんものと、訪ねていった」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして来るやいな、
魯智深
(
ろちしん
)
は、いきなり背を小突かれて、階の下に膝をついた。百姓たちも揃って、
鄧龍
(
とうりゅう
)
の姿を仰いでぬかずいた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
眼をさまして、
伽藍
(
がらん
)
の奥から階段の上へ出てきた
鄧龍
(
とうりゅう
)
は、虎のような口を開いて、そこらにいる手下の者へ、一ト声
吠
(
ほ
)
えた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蘇飛
(
そひ
)
を大将として、
陳就
(
ちんじゅ
)
、
鄧龍
(
とうりゅう
)
を先鋒として、江上に迎撃すべく、兵船をおし出し、準備おさおさ怠りない。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“鄧龍”の解説
鄧 龍(とう りゅう/とう りょう、生没年不詳)は、中国後漢末期の武将。黄祖に仕えた。
建安11年(206年)、数千人を率いて孫権領の柴桑へ侵攻したが、周瑜によって追討される。鄧龍は捕虜となり、呉郡へと送還された。
(出典:Wikipedia)
鄧
部首:⾢
15画
龍
部首:⿓
16画
“鄧”で始まる語句
鄧芝
鄧賢
鄧
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