トップ
>
鄧龍
>
とうりゅう
ふりがな文庫
“
鄧龍
(
とうりゅう
)” の例文
「じつはわが輩も、二龍山の
宝珠寺
(
ほうじゅじ
)
こそ、世を忍ぶにはもってこいな場所と考え、
山寨
(
さんさい
)
の頭、
鄧龍
(
とうりゅう
)
に会わんものと、訪ねていった」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして来るやいな、
魯智深
(
ろちしん
)
は、いきなり背を小突かれて、階の下に膝をついた。百姓たちも揃って、
鄧龍
(
とうりゅう
)
の姿を仰いでぬかずいた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
眼をさまして、
伽藍
(
がらん
)
の奥から階段の上へ出てきた
鄧龍
(
とうりゅう
)
は、虎のような口を開いて、そこらにいる手下の者へ、一ト声
吠
(
ほ
)
えた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蘇飛
(
そひ
)
を大将として、
陳就
(
ちんじゅ
)
、
鄧龍
(
とうりゅう
)
を先鋒として、江上に迎撃すべく、兵船をおし出し、準備おさおさ怠りない。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“鄧龍”の解説
鄧 龍(とう りゅう)は、中華圏の人名。「とう りょう」とも読む。
鄧龍 (後漢) - 中国後漢時代末期の武将(生没年不詳)。本記事で詳述する。
鄧龍 (水滸伝) - 中国の伝奇小説『水滸伝』に登場する架空の人物。二龍山の山賊の頭領。魯智深の入山を拒否したが、楊志の策略にかかって魯智深に殺され、二龍山を奪取される。
(出典:Wikipedia)
鄧
部首:⾢
15画
龍
部首:⿓
16画
“鄧”で始まる語句
鄧芝
鄧賢
鄧
鄧飛
鄧艾
鄧城
鄧茂
鄧義
鄧州
鄧庸