道著どうじゃ)” の例文
しらんや。嗣法これ葛藤としれるまれなり。きけるものなし。道著どうじゃせるいまだあらず
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
「もし二祖よりのち百千人の門人あらんにも、百千道の説著せつじゃくあるべきなり、窮尽ぐうじんあるべからず。」すなわち同じく面授面受によって達磨を得るにも、そこに無限の道著どうじゃが可能なのである。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)