道尊坊だうそんばう)” の例文
お濱も悲歎ひたんにくれてばかり居て何にも知らず、その上修驗者道尊坊だうそんばうが來て、夜中まで祈祷を續けて居たので、隣の物音も聞かなかつたと言ふのです。
「何處を搜す當もありません。半日考へた揚句あげく、隣町の道尊坊だうそんばうに頼みました」