“遅発”の読み方と例文
旧字:遲發
読み方割合
おそだち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中低なかびく盤台面ばんだいづらの、非凡の愛嬌者で、高輪の往来——遅発おそだちの旅人の、好奇の眼を見張る中から、八五郎をしょっ引いて、巴屋の店に飛び込むほどの勇気と腕力を持っていたのです。