“おそだち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遅発50.0%
遲發50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中低なかびく盤台面ばんだいづらの、非凡の愛嬌者で、高輪の往来——遅発おそだちの旅人の、好奇の眼を見張る中から、八五郎をしょっ引いて、巴屋の店に飛び込むほどの勇気と腕力を持っていたのです。
中低なかびく盤臺面ばんだいづらの、非凡の愛嬌者で、高輪の往來——遲發おそだちの旅人の、好奇の眼を見張る中から、八五郎をしよつ引いて、巴屋の店に飛び込むほどの勇氣と腕力を持つてゐたのです。