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逶迤
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のたく
ふりがな文庫
“
逶迤
(
のたく
)” の例文
今迄お利代の坐つてゐた所には、長い手紙が拡げたなりに
逶迤
(
のたく
)
つてゐた。
閃
(
ちら
)
とそれを見乍ら智恵子は室に入つて
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
夜半の滿潮に打上げられた海藻の、重く濕つた死骸が處々に散らばつて、さも力無げに
逶迤
(
のたく
)
つて居る許り。
漂泊
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
夜半の満潮に打上げられた海藻の、重く湿ツた
死骸
(
しにがら
)
が処々に散らばツて、さも力無げに
逶迤
(
のたく
)
つて居る許り。
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
今迄お利代の坐つてゐた所には、長い手紙が擴げたなりに
逶迤
(
のたく
)
つてゐた。ちらとそれを見乍ら智惠子は室に入つて、『マア
臥床
(
おとこ
)
まで延べて下すつて、濟まなかつたわ、
小母
(
をば
)
さん。』
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“逶迤”の意味
《名詞》
まがりくねって続くこと。
ゆったり落ち着いていること。
(出典:Wiktionary)
逶
部首:⾡
12画
迤
部首:⾡
9画
“逶”で始まる語句
逶
逶虵
逶蛇
逶迱