逢会ほうかい)” の例文
この苦痛は主我の思想によって転機に逢会ほうかいするまで常に心を刺していたのであるが、転機とともに一時姿を隠した。自分はそれによって大いなる統一を得たつもりであった。
自己の肯定と否定と (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)