“通辭”の読み方と例文
新字:通辞
読み方割合
つうじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あの男は私も存じて居ります。遊び人風には見えますが、堺で紅毛人の通辭つうじ(通辯)をしてゐた男で、——油斷がなりません。あんな男が土地へ入り込んぢや」
妙なところで、二人の顏を見掛けましたが、多分右太吉が通辭つうじをして居る頃小耳に挾んだ、歡喜天の額の夜光石に引かれ、その後をつけて、江戸まで來たに違ひありません