追行つゐかう)” の例文
渠の國家人生論はそこに立つてゐる。そして、日本中心説も、陽根本位論も心熱を刹那主義的に追行つゐかうしさへすれば、義雄の立脚地にぴツたり合致して來るのである。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)