“迷込(まいこ)” の例文
何処から迷込(まいこ)んだとも知れぬ痩せた野良犬の、油揚を食って居る処を、家(うち)の飼犬が烈(はげ)しく噛み付いて、其の耳を喰切った事がある。一家中(いっかじゅう)、何時とはなく、狐は何処へか逃げてしまった。
狐 (新字新仮名) / 永井荷風(著)