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迦陵頻伽
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かりやうびんが
ふりがな文庫
“
迦陵頻伽
(
かりやうびんが
)” の例文
嬋娟哥妓
(
うつくしきげいしや
)
袖をつらね、
素手
(
そしゆ
)
弄糸
(
いとをろうし
)
朱唇
(
しゆしん
)
謡曲
(
きよくをうたふ
)
迦陵頻伽
(
かりやうびんが
)
の
声
(
こゑ
)
、
外面如𦬇
(
げめんによぼさつ
)
の
色
(
いろ
)
興
(
きやう
)
を
添
(
そゆ
)
れば、
地獄谷
(
ぢごくだに
)
遽然
(
たちまち
)
極楽世界
(
ごくらくせかい
)
となれり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
嬋娟哥妓
(
うつくしきげいしや
)
袖をつらね、
素手
(
そしゆ
)
弄糸
(
いとをろうし
)
朱唇
(
しゆしん
)
謡曲
(
きよくをうたふ
)
迦陵頻伽
(
かりやうびんが
)
の
声
(
こゑ
)
、
外面如𦬇
(
げめんによぼさつ
)
の
色
(
いろ
)
興
(
きやう
)
を
添
(
そゆ
)
れば、
地獄谷
(
ぢごくだに
)
遽然
(
たちまち
)
極楽世界
(
ごくらくせかい
)
となれり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“迦陵頻伽”の解説
迦陵頻伽(かりょうびんが、迦陵頻迦、迦陵嚬伽)は上半身が人で、下半身が鳥の仏教における想像上の生物。サンスクリットのカラヴィンカ(kalaviṅka)の音訳。『阿弥陀経』では、共命鳥とともに極楽浄土に住むとされる。
殻の中にいる時から鳴きだすとされる。その声は非常に美しく、仏の声を形容するのに用いられ、「妙音鳥」、「好声鳥」、「逸音鳥」、「妙声鳥」とも意訳される。また、日本では美しい芸者や花魁(おいらん)、美声の芸妓を指してこの名で呼ぶこともあった。
(出典:Wikipedia)
迦
漢検準1級
部首:⾡
9画
陵
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
頻
常用漢字
中学
部首:⾴
17画
伽
漢検準1級
部首:⼈
7画
“迦陵頻”で始まる語句
迦陵頻迦
迦陵頻