農穀のうこく)” の例文
城の塁濠るいごうほう六町、市街の橋梁きょうりょう巷路こうじとあわせて、多くは前の城主松平伊豆守の繩取なわとりによるとか、織物農穀のうこくの産業もゆたかで、川越の城下の繁昌はなかなかであります。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)