辰郎たつらう)” の例文
「それがいかん。ご迷惑はかけんと云はれて、僕がお前のすることを安心して見てゐられるか、そこをよう考へてみい。辰郎たつらうは食ひ過ぎをやりよるし、ひな子はぴいぴい泣いてばかりゐるんぢや」
双面神 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)